Roctoolに寄せられる質問からよくある質問をご紹介致します。お客様のご質問に対する答えが見つからない場合は、お手数ですがお問い合わせください。 お問い合わせはここをクリック
従来技術と比較してRoctool H&C技術の表面品質が優れているのはなぜですか?
Roctoolの特許取得の電磁誘導を用いた加熱冷却技術は、金型表面だけを的確且つ均一なターゲット温度で短時間で加熱昇温します。加熱を加えない時よりも温められた樹脂は熱い金型表面により含浸します。Roctool技術は、成型表面は完璧に樹脂が入り高い転写性を保証、さらに、ウェルドラインやフローライン、ヒケなどの表面上の可視不良或いは機械機能性能を高めることができるものです。
Roctool技術はそりをシミュレーションで解析できますか?
出来ます。 Roctoolエンジニアリングチームは、流量解析を行い、電磁誘導加熱を使用した場合の反りを解析します。
既存の金型にH&Cを導入できますか?
成型目標がウェルドライン、フローライン等の外観不良を無くすためでしたら、キャビティ側の金型をやり直し、インダクタコイルを搭載し片側加熱による成型品表面の外観不良を改善することは可能です。この場合、初期の金型構造を検証するために既存の金型設計情報から誘導加熱適合検査(フィージビリティチェック)が必要です。
スタンダードな鋼材は使用できますか?
Roctool技術に対応した鋼材は、主にP20、SKD6、SKD61, ステンレスです。
典型的な射出成型の場合の加熱時間はどの程度ですか?
3〜10秒です。
電磁誘導コイルの納品までの時間(リードタイム)はどれくらいですか?
金型に搭載される電磁誘導ケーブルは製造に約2週間程を要します。電磁誘導コイルは特注の絶縁網で絶縁されています。電磁誘導コイルはRoctoolが作っています。
Roctoolエンジニアリングサービス(フロー・熱解析から金型CAD設計まで全て)の納品までの時間(リードタイム)はどれくらいですか?
Roctoolエンジニアリングサービス(フロー・熱解析から金型CAD設計まで全て)の納品には、金型の複雑さにもよりますが、6週間程を要します。
冷却はどのように行われますか?
金型表面を電磁誘導急速加熱した場合の冷却は、水冷で、金型内にはりめぐらした冷却網通じて金型表面を急速に冷却可能です。工場の通常の水が使用され、通常の水冷温度は約40℃(射出成型)、25℃(プレス成型)です。
加熱最高温度は何度ですか?
電磁誘導加熱自体には加熱制限温はありません。金型鋼材や対象の材料の温度制限によります。一般的には、プラスチックは450℃まで、メタル、グラスフォーミングですと600―800℃まで昇温可能です。 つまり、電磁誘導加熱は、他の方式(電気ヒーター、スチームなど)と比べ、加熱速度は非常に速く、エネルギー効率性が高く、温度分布が大きく非常に優れた方式です。
なぜ蒸気やお湯を使わないのですか?
Roctool技術ではプラスチックの最高加熱温度は450℃まで(例えば、PEEK材は最高360℃まで加熱、PC材は170℃まで金型表面を昇温します)。 Roctool技術は、さらなる高温に達するダイカストについても対応しています。
技術はすでに生産されていますか?
はい。今日では、自動車分野、家電や消費材、電子機器分野で量産が行われています。Roctool技術を導入した成型生産ラインはは多数稼動し既に数百万もの部品が製造されています。毎年新用途が開発され、生産ラインに到達しています。
システムの保証制度はありますか?
電磁誘導加熱装置および周辺機器は、設置後12ヶ月の無償保証期間があります。その後の保証はお客様のご要望に応じて様々あります。